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中条高校地域アカデミー発表会        一年間の探究学習の成果発表

 2月12日(水)12:30から胎内市産業文化会館におきまして、「中条高校地域アカデミー発表会」を開催しました。今年度の地域連携学習の成果をグループごとに取り組んだ企画を8グループと2年生有志が取り組んだ放課後居場所カフェの企画が代表として発表しました。

1 医療・福祉1年生   100歳まで自分で歩ける足を作ります👣
2 農業研究1年生    胎内農業サミット
3 健康・スポーツ2年生 胎内市大運動会!
4 広告・宣伝2年生   小琴祭を胎内市の祭りにしよう!
5 健康・スポーツ1年生 let'sウオーキングin胎内
6 事業継承宿泊1年生  everything @ Tainai
7 医療・福祉2年生   Let's play handmade games!!
             ~中条高校で手作りゲームをしよう!~
8 地域活性化②2年生  1位なれんのか??全力リレー大会
9 ビジネス選択2年生  放課後カフェ in Cooking Park

オープニングイベントとして、板額太鼓保存会の皆様による迫力ある演奏をしていただきました。

 開会式では、横堀校長から生徒数が減ってきている本校の現状を鑑み、生徒が自らを成長させ一人一人が輝く魅力的な学校、地域に貢献できる人材の育成、地域社会から応援される学校を目指し、「中条高校地域アカデミー」の取り組みをはじめ様々な改革を行ってきた。その成果を地域の皆様に見ていただきたいとあいさつしました。
 また、本校の卒業生で衆議院議員の斉藤洋明様からも応援メッセージをいただき、開会式で披露させていただきました。

中条高校 横堀校長 あいさつ
胎内市長井畑明彦様からも発表会に先立ち応援メッセージをいただきました。
司会を務めた2年生板垣さん、2年生平田さん

 「中条高校地域アカデミー」についての説明は、本校2年生板垣さん、平田さんが行いました。また、司会も2人で行い、観覧した方からは「通る声で非常に聞きやすかった」「素晴らしい司会でした」などお褒めの言葉をいただきました。

「胎内市大運動会!」健康・スポーツ2年生の発表

「胎内市大運動会!」の企画を紹介した2年生の木村さんは「運動会を運動をはじめるきっかけにしてほしい」と企画に込められた思いを語ってくれました。

「小琴祭を胎内市の祭りにしよう」広告・宣伝2年生の発表

 最優秀賞を受賞した広告・宣伝2年生のグループは、中条高校の文化祭を胎内市のお祭りにして、近隣の小中学生を中条高校に呼んでeスポーツ大会を行う、高校生ならではの企画を発表してくれました。冒頭、2年生の池島さんは、「中条高校の生徒が減少している状況をどうしたら改善できるか」という問題に挑戦したいと述べました。審査員の講評でも「自分たちが取り巻く問題に対し、自分事として課題に取り組もうとする姿勢が受賞につながった」とこの点を評価したとコメントをいただき、探究学習としてきちんと大切な要素を取り込む活動ができていると実感することができました。

「レッツプレイハンドメイドゲーム」医療・福祉2年生のグループ
「エブリシング@たいない」事業継承宿泊1年生のグループ

 ギャラリーウォークでは、観覧者と発表者が近い所で質問や意見交換ができる発表の形を試してみました。企画を説明・紹介するだけでなく、胎内市のみなさんと直接語り合う機会にしたいと考え、ステージではなくロビーを利用し、ポスターの形で企画内容を展示し、5分程度の発表・質問タイムを複数回行い、観覧者の皆さんが興味を持った企画の発表を聞くというスタイルで行いました。観覧者の皆様からも高評価で「直接話ができることで生徒の活動への熱意が伝わってくる」「これは実現してほしいという気持ちを直接伝えることができた」などコメントをいただきました。

非常に盛り上がっていた2年生の有志企画「放課後カフェ」のブース 発表は2年生の木ノ瀬さん
閉会式・表彰式の様子
生徒会長 2年生水澤さんお礼のあいさつ

 閉会式では、生徒会長の2年生水澤さんが、地域アカデミーの活動を通して学んだことや、協力してくださった大学生メンターの皆さん、地域の皆さんへの感謝の気持ち述べました。また、最後に今後の活動への意欲を語ってくれました。

 来年度は、生徒が考えた企画を実践した際の効果についての検証や企画内容のさらなるブラッシュアップや手直しを行うなど継続して実行に向けて取組んでいく予定です。
今後とも、中条高校地域アカデミーをはじめとする本校の探究学習の取り組みについては、noteやWebページを通じで発信してまいります。ご協力いただいた皆様、たいへんありがとうございました。