校長室より
本校は明治43年に北蒲原の地に産声を上げました。幾多の変遷を経て、本年度、創立113周年を迎える伝統校です。長い歴史と伝統を踏まえ、教職員そして生徒が一丸となって教育活動に取り組んでおります。
本校は、総合選択制の高校として地域と連携し、主体的に社会貢献できる人材を育成する学校です。総合選択制の高校へと生まれ変わり5年目となりました。
普通科目とともに、2年次より探究教養コースまたは地域産業コースを選択し、進路実現に向けた専門的な知識や技術の科目を学びます。
探究教養コースは、探究活動から地域課題を発見し、各教科で学んだ知識や思考を活かして課題解決に取り組みます。これらの教育活動をとおし、持続可能な社会の担い手としての人材を育みます。
地域産業コースは、基礎的な工業系または商業系の専門科目を学ぶとともに、地域の産業界から直接指導を受ける授業を行います。これらの教育活動をとおし、地元地域の産業の担い手としての人材を育みます。
今年度の本校の教育テーマは「恕の心」と「挨拶」です。恕の心とは、一言で言えば思いやりです。自分がされたくないことを人にしない。他者を受け入れ、その気持ちを思いやる。自分のことと同じように人のことを考える。恕の心を一人一人が大切にする中条高校。そして挨拶が爽やかな中条高校。
中条高等学校教職員一同は、生徒一人一人が充実した高校生活を過ごし、自分の可能性を広げ、生きる道を自らが切り開いていけるよう教育し、支援していきます。
令和5年4月
校長 横堀 正晴